2010年8月12日





19:26 名古屋


名古屋到着。名古屋の親類宅に向かうらしい最後の連れ合い、青梅特快氏ともここでついにお別れです。
時間に余裕があったので、夕食をここで摂ろうと思い、ついでに私も一旦ここで降りることに。

初めて降り立った名古屋駅。やはりまずツインタワーに圧倒されました。
流石JR東海が威信をかけて造ったビル、中々の威容です。日本一の高さの駅ビルですかね…?


夕食は名古屋と言えばコレ、というきしめん。

きしめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!!!!!!!!!


つゆは濃口の鰹ダシ。中々旨かったですよ。



   名古屋 19:58


ここからは東京まで一人旅。寝過ごさないように気をつけねばなりません。
乗車したのは再び豊橋行き特別快速。やはり混み合ってて刈谷あたりまで座れませんでした。(クモハ313-5007)

金山、刈谷、安城と止まっていくうちに立ち客は減っていき、岡崎を出る頃には立ち客はほぼいなくなりました。
この辺りまで来ると、外は真っ暗で何も分からない、ようやっと座れて楽になり、
さらにいよいよ疲れが溜まって、ついにしゃべり相手がいなくなったこととも相まって、いよいよ私にも眠気が襲いかかり始めました。

無意識のうちにちょっとだけ寝て体力を回復、豊橋到着のアナウンスで起きました。
終点前に起きることができて一安心…



20:54 豊橋 20:59


豊橋の駅に着いてまず目に入ったのは、この異種混結列車。 そして階段を渡って隣のホームに待っていた接続の浜松行きは、なんと特急車両の373系!
どうやらワイドビュー伊那路の間合い運用のようでした。(クモハ373-13)


時間も遅めで立ち客が出ることもなく、浜松までリクライニングシートで終始快適に過ごせました。
思えば特急車両の間合い普通運用なんて初めて乗った私。無料でこんな贅沢ってあるでしょうか(笑)

なるほど、ムーンライトながらは快適な列車だったわけです。

30分少々で終点浜松に到着。…暗くなると書くことも少なるのです。



21:32 浜松 22:00


浜松には親類宅があるのですが、ここに降り立ったのは初めて。
駅前では、かのウナギイヌが出迎えてくれます。

駅前の写真を撮った後はまた駅構内へ。新幹線の自由席特急券を購入です。
というのも、このまま在来線を上ったのでは到底東京までたどりつけないので、
この駅で新幹線に浮気をするというわけです。
新幹線ホームには、もはや滅多に見かけないパタパタ式列車案内表が健在でした。



新幹線ホームにやってきたのは300系。最終のひかり534号に乗車です。

意外と引退の時期が迫っているんじゃないかと密かに噂される300系、
唯一不満だと思うのは、充電のためのコンセントが洗面所にしかないことでしょうか。

このひかりの停車駅は、浜松を出ると静岡・小田原・新横浜・品川・東京。
意外と小田原で降りる需要が大きくて驚きました。

新横浜を過ぎると車内はガラガラに。多摩川を渡って品川を過ぎれば、終点東京はもうすぐそこです。



23:26 東京 23:41

東京まで来れば後はいつも通りの帰り道。
中央線は若干ダイヤが乱れているようでした。(モハE232-240)

23:56 新宿 24:10

新宿駅でムーンライト信州の189系長野車が止まっていたのでふらりと降りて撮影。
こんどこそ後は帰るだけです(モハE232-207)



24:28 吉祥寺


ついにわが町吉祥寺に到着。いつのまにやら日付けをまたいでいました。
なんというか…、疲れましたね。

これにて無事、鉄研一遅く始まった私の合宿は、鉄研一早く終わりを迎えることとなったのでした。

後書き


全体を総括してみれば、今回の夏合宿が今までの私の人生の中で一番楽しかった旅行の経験となったことに間違いはありません。
同じ趣味を持った同年代の仲間と、これだけの長きにわたって列車を追いかけたのは初めての経験だったわけですから。

しかし、個別の事項に視点を映してみれば、反省できるところはいくらでも挙げられると思います。
氷見線、兼六園での出来事、その他もろもろきりがありません。

大事なことは、経験を次に生かすこと。

ひと夏の楽しかった思い出は胸にしまいこみ、反省すべきことは来春の卒業旅行をより実りのあるものにするための糧としたいとおもいます。

最後にはなりましたが、快く我々の工場見学を受け入れて下さったばかりか丁寧に案内までして下さった、
富山地方鉄道稲荷町テクニカルセンターの方々への謝意を込めてこの旅行記の結びとします。

拙い文章でしたが最後までご覧いただきありがとうございました。







8月12日その2
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