新松戸〜西国分寺〜吉祥寺

   新松戸からは、中央線と交差する西国分寺まで武蔵野線を半周します。
   武蔵野線には小さい頃に乗ったことはあるのですが、記憶のある限りではこれが初めてなので、
   実は私にとっては、この区間も今回の新歓旅行の影の目玉だったりします。

   新松戸ではそれほど待つこともなく乗車。人が予想以上に乗っていまして、最初は座れませんでした。(サハ205-98)
   日曜日の夕方でしたし、まぁ今考えれば行楽が帰りの人々だったのでしょうね。三郷を過ぎる頃には座れました。
   最近、三郷とか越谷のあたりに大型の複合商業施設が立て続けに建ちましたが、
   やはりそのあたりからも多くの人が乗ってきまして、とりあえず閑古鳥が鳴くような事態にはなっていないようでした。

   上で言いましたように、この辺りは実質的に初めて乗る区間なので、風景も期待していたんですが、
   残念ながら浦和周辺を過ぎた頃にはもう真っ暗になってしまいまして、その辺りは期待はずれでした。

   京浜東北線・埼京線と交差する南浦和・武蔵浦和あたりで結構人が降りていきまして、
   部員も残ったのは関名急行氏、263F氏、中央特快氏、私の4人となってしまいました。

   この後は、新秋津で後続の快速むさしの号(115系豊田車)の写真を撮ったりしながらゆっくり府中本町方へ下って行きまして、
   西国分寺には19:30頃到着しました。新小平で263F氏が降り、関名急行氏も武蔵小杉に向けてそのまま乗って行ったので、
   ここからは青梅特快氏との中央線ラストスパートです。


   中央線をラストスパート、と言っても特筆することは特にありません(笑)
   いつも乗り慣れている路線な上、疲れていましたし、外も真っ暗でしたのでね…(モハE232-257)
   途中、武蔵境で降りていく中央特快氏を見送り、私自身は西国分寺から15分ほどの乗車の後、
   吉祥寺で無事に下車、めでたく新歓旅行を終えることと相成りました。
           

おわりに

   吉祥寺に到着したのはジャスト20:00でした。なので朝に西荻窪を出てから一つ隣の駅に行くのに、
   実に12時間半もの時間をかけていたことになります。

   最安の運賃で思う存分近郊の列車を乗り回し、一周して隣の駅に帰ってくる…。
   そんな今回の旅行は、いわゆる“乗り鉄”にとって、というより全レールファンにとって、
   まさに垂涎の企画だったと言えるでしょう。自分も一新入部員として、この企画を存分に楽しませてもらいました。

   この新歓旅行を企画・立案してくれた部責氏、その他の同志、特に今回の旅行において
   我々が出来るだけ多くの千マリ113系と巡りあうために、並々ならぬ尽力をしてくれたマスカット後輩への、
   感謝の気持ちを最後に書き添えて、この旅行記の終わりとしたいと思います。

   この拙い旅行記を最後まで読んでくださってどうもあリがとうございました。
   

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