成東〜松岸
成東から乗るは総武本線、車両は三たび、そして今回の旅で最後の113系です。(モハ112-2066)
しかし毎度毎度乗り換え時間が短くて閉口しますねぇ。東金線が成東駅に着いた時には
もうこれから乗る銚子行きが入線していました
比較的混みめだったので今回は空いているところに分乗。俺はfukkuu268氏とドア脇の二人用ロングシートに着座。
てか二人用ロングシートって別に"ロング"でもなんでも無い気がしますが。長さボックスと変わらないし…。
彼が寝たあたり(たしか旭周辺)からは関名急行氏らがいる隣の車両に移りました。
しかしのどかな田園風景ですねぇ。5,6年前に旧型車両の特急しおさいの乗り納めで通った時と、全く景色は変わりません。
干潟までは遅かったのに、干潟から急にスピード出し始めました。銚子に近づくにつれどんどん人が減っていきます
約一時間ほどで終点銚子の一つ手前、松岸に到着です。
松岸〜成田
松岸では今まで乗ってきた総武線の銚子行きと、これから乗る成田線の千葉行きが交換します。
銚子行きが先に到着したので、久しぶりに乗り換えに若干の余裕。最後の113系を撮りまくりました。
結局、五分程度での乗換え。やってきたのは数年前に高崎線・東北線を扱う新前橋電車区からやってきた211系でした。(クハ210-3044)
211系はオールロングシートです。噂ではこの車両も数年後には209系に追い立てられて中央本線に転出するそうです。
そうだとしたら何のために房総にきたんですかねぇ。個人的にはこのカラーリングが非常に気に入っているんですが。
車内で見かけたのは、いつも見ている近郊路線図…じゃないんです、これが。
ぶれてますけど、上の方に『総武・房総路線図』と書いてあります。
千葉だとこんな風になっているんですねぇ。113には貼ってなかったので今まで気づきませんでした。
成田線の成田から先は乗ったことが無かったので、ここから先は初めて乗車する区間になります。
今、成田線と言いましたが、成田線は一つではありません。成田駅を通る四方向の路線が全て『成田線』なのです。
詳しく言うと、まずは佐倉から成田を通って松岸へ行く本線がまず一つ。
そして成田から我孫子へ分岐する支線、成田空港開港後しばらくした1991年にできた空港支線です。
空港支線はともかく、我孫子支線には別の名前を付ければいいと思うんですがねぇ。
因みに元々の本線は我孫子線で、松岸線が支線だったようではありますが。
成田線でもこんな風景が延々と続きます。総武線では常に片側には街や工場が見えましたし、
田んぼの奥に住宅があるのも見えました。が、成田線の駅間では360度、一面見渡す限りの田園風景です。
佐原、滑川と過ぎ、乗車時間も一時間を過ぎ、いよいよ成田に到着の為に減速…あれ?まだ駅じゃないぞ?
結局列車はどんどんスピードを落としていき、遂には成田到着直前の山中で停止。
運転室では運転士が指令だか車掌だかとあわただしく無線を交わしていました。
どうも雨脚が強まってきたため抑止を食らったようでした。
次の我孫子支線との接続の時間が詰まっていたため、にわかに焦り始める部員達。
結局、割とすぐに動き出したものの、我孫子支線の列車は我々の列車が成田に到着してすぐに我孫子方に発車していきました。
左:211系の方向幕、京葉線に似てますね
右:成田駅我孫子支線ホームから撮った211系